社員紹介

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一級土木施工管理技士として現場の指揮や管理を担う一方で、課長職に就任した今、後輩の育成・指導をはじめとする新たなマネージメント業務が増えてきました。当社が将来にわたり地場のゼネコンとしての強みを発揮していくためには、技術者の育成が必要不可欠。社で想定する教育プランを上司とも確認し、業務初年度はここまで、2年目はこれをという具合に、業務と並行しながら若手のスキルを着実に伸ばしていくことを心がけています。
また、現場業務においてはポストコロナを見据えた働き方も定着してきました。目下取り組む発電所建設工事では土木課が外構を、建築課が建物の工事をそれぞれ担うため、リモート形式で行う部署間の報告会議は、互いの理解度をより慎重に確かめ合うことが増えました。これまで対面で済んでいたやりとりをモニター越しに進める違和感も当初はありましたが、予定どおりに現場が進んでいる状況に手応えを感じています。
12年目の勤務にあたり、あらためて建設という仕事は社会生活に欠かせないインフラ整備であり、その起点となる部分を私たち土木部が担っていると自負しています。当社が携わる公共・民間工事も内容こそ異なるものの、利用者の安全性・快適性を担保する点では同じ。社会貢献という基本的な理念を抱き、当たり前の仕事を丁寧に進めていきたいと思います。

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会社創設以来、右肩上がりで成長を続ける当社の強みは、総合建設業ならでは適応力、そして技術力です。またその根本には、営業部とクライアントとの強固な信頼関係があります。私が入社した2012年。本社営業部主任として臨んだ初年度の総売上はおよそ60億円。以後数年にわたり、支店を含め、全営業が結託し業種や人脈を新たに構築するなかで、ついに一つの目標であった総売上100億円を達成しました。地場総合建設業においてトップ10を誇る事業規模は、現在も堅調に推移する状況ですが、コロナとともに今後を見据えるなかで大事になるのは、さらなる拡大路線ではなく、企業としての「成熟」と考えます。決して守りに入る意味ではありません。内部体制の強化はもとより、私たちには従来で培った営業ノウハウによる新ビジネスを構築できるチャンスがあります。すでに取り組む事業用地の自社運用も一つの好例です。地域のニーズに即した事業展開を他業種とフレキシブルに展開することがビジネスに新たな風穴を空けると確信します。
当社の営業部は外部で様々な経験を積んだ社員が大半。そのため、いわゆるノルマをこなす営業ではなく、個々が能動的にアイデアを出し、行動するマインドを持っています。当社の未来を自分たちで創造することの楽しさ。その無限の可能性を分かち合いたいですね。

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「君にはリーダーシップがある」。恩師から向けられたその一言が、現場監督を志すきっかけとなりました。初めての現場は13年前。10階建マンションの新築工事(田川市)でした。材料の名前すらおぼつかない初年度は、とにかく体を動かしながら上司や外部の職人さんからあらゆることを学びましたね。また、比較的早いうちからショッピングモールなど規模の大きな現場に恵まれたことも現場監督としての役割(工程・品質・安全・予算の各種管理)を理解するうえで貴重な時間だったと感じます。
これまでマンション・店舗・工場・施設などおよそ20の現場監督に携わってきましたが、初めて現場代理人を担った7年目のプロジェクト(工場建設)を機に、任される物件の幅が広がったと感じます。とりわけ今でも印象に残る工事は、北九州での精密機械工場建設。予算13億円を超える大規模工事ながらも工期はわずか7ヶ月。制限の多い環境下、現場代理人としての腕が試される業務でしたが、設計・施工の両方を当社で担っていた点も幸いし部署間連携を強化。社訓である「総力の発揮」をまさに実践する機会でした。最終的に先方の社長から「次も君に頼みたい」と声をもらった瞬間の喜びはひとしおでしたね。人と人の関わりで成る建設工事。今後も良好なコミュニケーションを念頭にレベルアップを図ります。

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当社に入った理由は、建設業に従事していた父の仕事ぶりを見たり、携わった仕事が地図に残ることの魅力を聞いたりしたことが大きかったですね。また、私自身の性格的に淡々と職務に全うできる環境が向いていると分析できたことも後押しとなりました。最初に配属となった総務部では約3年間、小口現金管理や伝票処理などの経理業務を中心に仕事の流れを学びました。未経験で臨む不安も正直ありましたが、実務を通した上司からのサポートに加え、必要な知識を身に着けるための教育時間が設けられていたことも安心材料でした。
初の異動を経験した今年度。所属の課では工事全般の受発注や請求書の作成に加え、契約書類の整備、現場備品などの管理を行うなど、従来の事務という立場から工事現場を支える業務にシフトしています。本社から近い複数の現場事務所まで出向き、担当者と注文書の確認や産業廃棄物の契約・処分に関わる手続き、安全確認書類のチェックなどを行うのも大切な職務です。
こうした日々の積み重ねにより、最近は社員から頼られることも増えてきました。今後はより精度の高い応対力を磨くとともに、社のフォローアップ制度を活用し「建設業経理士」資格の取得もめざしたいですね。建設プロジェクトを裏から支える当社の事務職はやりがいを得やすい職種だと思います。

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